(3) n を大きくしていくと (2) で求めた
2次関数はどのように変化するでしょうか.
n を大きくしていくと,1/n2-2 は -2 に
近づくから,2次関数
実際にアニメーションで観察しましょう.
これを観察するために MathReader を起動し,実行ファイル
lesson2.nb
を開きます。
(file メニューで open をクリックして
lesson2.nb
を選択)。
(注意) 実行ファイル
lesson2.nb
が C ドライブのフォルダー MathReader に保存していない場合は
ここをクリックして手に入れてください。
(2) で求めた2次関数は,
n を大きくすると
に近づきますが,
このグラフは原点の近くでは
与えられた3次関数のグラフに
最も近いものといえます.
これを観察するために MathReader を起動し,実行ファイル
lesson3.nb
を開きます。
(file メニューで open をクリックして
lesson3.nb
を選択)。
(注意) 実行ファイル
lesson3.nb
が C ドライブのフォルダー MathReader に保存していない場合は
ここをクリックして手に入れてください。
(2)で計算した A, B は,n で表される式だから
A(n), B(n)
のように表す.
このとき,
n を大きくすると
A(n) は f ''(0)/2 に,B(n) は f '(0) に
近づくことがわかる.
(理由を知りたい場合は,
ここをクリックするとPDFファイルで説明が出ます)
関数 y=f(x) のグラフ上の
1点 (a,f(a))を定めると,
3点 (a-h,f(a-h)), (a,f(a)),
(a+h,f(a+h))
を通る2次関数のグラフは
値 h を限りなく小さくするとき,
2次関数
y=(f "(a)/2)(x-a)2+f '(a)(x-a)+f(a)
のグラフに近づく.
グラフ上の3点を
(a,f(a)), (a+h,f(a+h)), (a+2h,f(a+2h))
として
考えても同様の結果が得られます.