< 平成13年度教養ゼミナール >
授業の進め方と ソフト Mathematica のインストール
ソフトの起動の仕方,終了の仕方, ヘルプの見方を説明する.
基本演算の規則,記号 及び近似コマンド N を学び, 基本的な計算をしたり,関数の定義の仕方を学ぶ.
Plot コマンドの使い方といくつかの オプションを学び,いろいろな関数の グラフを表示したり,Do コマンドでアニメションを作る.
関数 y=f(x)=x2(4-x)/3 のグラフ上の点 (3,f(3)) における接線を考えることで, 接線という概念およびその傾きが 微分係数 f '(3) で与えられることを グラフィカルな近似 を通して理解する.
関数 y=f(x)=sin x のグラフ上の点 (0,f(0)) における接線を考えることで, 接線という概念およびその傾きが 微分係数 f '(0) で与えられることを グラフィカルな近似 を通して理解する.
微分法の公式 (x2) '= 2x や (sin x) '= cos x の意味を, 接線の傾きを考えた対応 として, グラフィカルな近似を通して理解する.
関数 x2 の積分を, 原始関数を求めて 計算するのではなく, 区間を n 等分して 得られる リーマン和として Mathematica を用いて近似的に計算する.
cos x についてのリーマン和を (1) と同じ方法で Mathematica を用いて計算する.
関数 2x を積分すると関数 x2 のグラフが 描かれていくことを,グラフィカルな近似を 通して見る.
cos x を積分すると sin x のグラフが描かれていくことを,グラフィカルな近似を通して 見る.
sin x のマクローリン展開を 多項式で近似しながらグラフィカルに 見ていく.
1 階の線形微分方程式 y'+2y=0 の解を近似的に グラフィカルに作り出すことで, 微分方程式の解の意味を学ぶ.
2 階の線形微分方程式 y''+y=0 の解を近似的に グラフィカルに作り出すことで, 微分方程式の解の意味を学ぶ.