考え方

導関数の定義より

[Graphics:Images/b1_gr_1.gif]

これを近似的に

[Graphics:Images/b1_gr_2.gif]

と表して,上の式がすべての x と Δx で成立していると考える.ここで [Graphics:Images/b1_gr_3.gif]とする.このとき,微分方程式 [Graphics:Images/b1_gr_4.gif] が成立することは,次のことが成立することと同じである.

[Graphics:Images/b1_gr_5.gif]

上の式で,[Graphics:Images/b1_gr_6.gif],[Graphics:Images/b1_gr_7.gif],[Graphics:Images/b1_gr_8.gif], と代入していくと自然数 [Graphics:Images/b1_gr_9.gif] に対して

[Graphics:Images/b1_gr_10.gif]

と表される.このように微分方程式は少し先の点を予測するシステムになる.これらの予測点を折れ線で結んでグラフで表す.次に [Graphics:Images/b1_gr_11.gif] なる操作をしてグラフの様子を見る.


Converted by Mathematica      May 30, 2001